「いつでも、どこでも、必要な時に、安全・安心の医療介護が受けられる」ことは、国民の最も切実な願いであると同時に、憲法で保障された日本国民の権利です。
しかし、政府が6月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)では年金と介護は19年末までに改革案をまとめ、医療は20年度の骨太の方針に改革案を示しました。その実態は社会保障の切り捨てと自己責任の押し付けです。際限ない給付減と負担増を迫り、医療費の削減ありきでベッド削減をゴリ押しすれば、「入院患者の追い出し」や「入院難民」を増大させるのは必至です。
また、年金などの老後資金「2千万円不足」問題に端を発した老後不安、消費税増税、憲法などを争点にたたかわれた参議院選挙では、「改憲勢力」は非改選を含めた参議院全体で改憲発議のために必要な3分の2の議席を割り込みました。しかし、安倍首相は「改憲の議論を進めよという国民の声をいただいた」と述べ、あくまで改憲をめざす考えを強調し、野党への懐柔も示唆しました。
国民のいのちをまもり、健康的なくらしに責任を持つ私たち医療・介護従事者は、いのちや人権を破壊する戦争には絶対反対です。
一人ひとりが人間として尊重され、健康に生き、働き、生活できる社会を実現するために、「憲法守れ」の声と共同を大きく広げなければなりません。
私たちは以下の7点を願って集会を開催することとし、多くの市民団体にアピールし、政府に働きかけることにしました。
皆様のご賛同・ご参加をこころから呼びかけます。
① 国の責任で、いのちと人権が大切にされる社会保障の拡充
② 医師、看護師、介護職員、保育士などの大幅増員・処遇改善
③ 患者・利用者の負担増ストップ!
④ 安全、安心の医療を保障する診療報酬の大幅引き上げを
⑤ 長時間労働なくし、安心して働き続けられる職場を
⑥ 医療・介護・福祉の充実で、安心して住み続けられる地域を
⑦ 憲法改悪反対!戦争いやだ!平和なくして医療・介護・福祉なし
◆日時
2019年10月17日(木)13:00~16:30
◆開催場所
東京「日比谷野外音楽堂」(東京都千代田区日比谷公園)
◆概要
集会 13:00~14:20
(1)著名人からのエール
(2)各分野からのリレートーク
(3)国会議員挨拶 など
銀座パレード 14:30~
※鍛冶橋交差点解散
◆主催
「憲法・いのち・社会保障まもる10・17国民集会」実行委員会
◆事務局団体
全国保険医団体連合会(保団連)/全日本民主医療機関連合会(民医連)/日本福祉生活協同組合連合会(日本医療福祉生協連)/日本医療労働組合連合会(医労連)/全国大学高専教職員組合(全大教)/日本自治体労働組合総連合(自治労連)/東京医療関連労働組合協議会(東京医療関連協)/全国福祉保育労働組合(福祉保育労)/中央社会保障推進協議会(中央社保協)/新医協(新日本医師協会)
◆連絡先
日本医療労働組合連合会
〒100-0013 東京都台東区入谷1-9-3
TEL:03-3875-5871
FAX:03-3875-6270
所在地
「日比谷野外音楽堂」
東京都千代田区日比谷公園1-5
アクセス
東京メトロ丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口から徒歩3分
都営三田線「内幸町駅」A7出口から徒歩3分
東京メトロ千代田線「日比谷駅」A14出口から徒歩5分
JR山手線「新橋駅」日比谷口から徒歩15分
JR山手線「有楽町駅」日比谷口から徒歩15分
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